テラスカイ 2020年2月期 第3四半期決算




2020年1月14日に保有銘柄の一つ、テラスカイ(3915)が2020年2月期 第3四半期決算を発表しましたので、状況を確認したいと思います。

2020年2月期第3四半期の連結業績

売上高は、前年同四半期比で44.1%増、と順調に伸びていっています。
そして、経常利益が868.9%増、と大幅な増益を記録しています。
ただし、この経常利益には、昨年3月の、サーバーワークス上場に伴う特別利益がかなり含まれていると思われるので、そのまんま800%増をうのみにするわけにはいかないと思われます。
それでも、特別利益を含まないはずの営業利益も大幅増となっていますし、直近3ヵ月の実績である9-11月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比5.0倍の2億0600万円に急拡大となっていますので、業績が好調なのは間違いないとみることができるでしょう。

 

また、株探サイトによると、売上営業利益率は前年同期の1.1%→9.3%に急改善とあります。
ここまでベンチャー企業として先行投資に注力してきましたが、2018年末の東証1部上場の際に「利益が安定して出るようになってきた」、と言っていた佐藤社長の言葉が具現化してきたことがわかります。

 

そして、通期目標の進捗の方も絶好調となっています。
2Q決算発表と同時に通期の業績の上方修正が行われていますが、今回の3Qですでに進捗率が108.6%となり、上方修正した目標値さえも軽々とクリアしています。
となると、本決算前にはさらなる上方修正も十分に考えられるのではないかと期待できそうです。

 

また、東証1部上場の際に、佐藤社長は、「利益が安定してくると配当もしっかりと考えていきたい」とも語っておられました。
本決算前には、もしかしたら配当の方でもサプライズをもたらしてくれるかもしれません。

株価の反応とまとめ

この超絶3Q決算を受けて、今日の時点で連騰を続けて、一週間ほどで1000円ほど株価は上昇しました。
その上がりかけで、100株買い増ししましたので、今200株を保有し、140000円ほどの含み益になっています。
上がりかけで、ミスを犯してしまい、安値を逃してからの買い増しでしたが、それでも含み益は拡大しています。
この業績と、テラスカイの持つテーマ性(クラウド、DX、量子コンピューターetc…)を考えると、まだまだ伸びていくと思われます。
資金に余裕があればもっと仕込みたかったのですが、それは言わない約束なので、とりあえず200株仕込めたことで良しとしておきたいと思います。

PEGレシオについて

このテラスカイを見つけたきっかけは、四季報2020年1集でPEGレシオの低い成長株をピックアップした時でした。
その時点で、テラスカイのPERは48.9倍ほどありましたが、僕の計算ではPEGレシオは0.7で、まだまだ割安に感じられました。
そのうえ、10月に上方修正があったものの、株価は上がったり下がったりでそんなに上昇していなかったので、これはブレイク前だと思って購入することにしました。
やはり、小型株は、いろんな機関に買ったり売られたりともてあそばれやすいため、その分チャンスは転がってるのだな、と感じます。

 

現在(1月21日)ではPERは60倍ほどに上がっていきましたが、それでもPEGレシオは1.0に満たないので割安と思えますが、さすがにこれだけ急騰すると、いずれ間違いなく調整に入ると思われますので、僕は追いかけることはしません。
もし、地合いの悪化などで相当大きく下げたなら、将来の業績予想に合わせて買い増しを考えますが、おそらくこのまま見守ると思います。
2018年と2019年の春には1:2の株式分割も行ってますので、2020年の春も分割なんかしてくれるとうれしいです。

 

とにかく、将来性の非常に高い銘柄に巡り合えてうれしいです。
楽しみながら中長期でホールドしていきたいと思っています。