SBI証券口座 初心者向けの口座開設方法記録 その1





株式投資を始めるためには、まず証券会社を選んでそこに証券口座を開設しなければなりません。

 

投資初心者の僕は、SBI証券で証券口座の開設をすることにしました。
どこで証券口座を開くのが良いのかについては、こちらをご覧ください。⇒証券口座開設するならどこがいい?

SBI証券での口座開設方法の詳細解説

◎ まずはトップページへ

最初にSBI証券のトップページに行きます。(https://site2.sbisec.co.jp/

 

このページの1番下の方に「今すぐ口座開設」とあります。
これをクリックします。

 

すると、SBI証券 口座開設申込フォームが表示されます。
では順に見て行きましょう。

◎ 本人確認書類の提出について

 

 

まずは、必要な本人確認書類(マイナンバーの含まれる、通知カードか個人番号カード)の提出方法を選びます。

 

【WEBアップロード】、【Eメール】、【書面】、の3種類から選べます。
この中で、やはりおすすめは、最短営業日で口座の開設ができる、【WEBアップロード】ですね。
必要書類を写真、もしくはスキャナーで取り込むなど、画像データの準備などをしないといけませんが、やはり、1番速く開設できるのがポイントです。

 

もし、そのような作業が面倒で、口座開設を急がないのであれば、【書面】、を選ぶと安心して申し込めると思います。

◎ 名前、連絡先 および 特定口座、NISA口座の選択

 

 

順に名前や住所、メールアドレスなどを記入していきます。

 

最後の「特定口座、NISA」の欄が、初心者のときはわかりにくいかもしれません。

 

まず僕は、様々なメリットを考慮して、特定口座を開設することにしました。
そして、源泉徴収ありの方を選んでいます。

 

恐らくたいていの人は、特定口座開設(源泉徴収あり)を選んで問題ないと思います。

 

特定口座のメリットについては、こちらをご覧ください。⇒特定口座と一般口座の違いとは?

 

また、NISAに関しては、僕は通常のNISAを申し込みました。
NISAを選ぶか、つみたてNISAを選ぶかは、これはその人の投資方針と大きく関係するところなので、ある程度は良く考えたほうがよいです。

 

NISAとは何か、またどっちを選ぶかに関しては、こちらを参考にしてみてください。⇒NISA口座って何?つみたてNISAとは?

 

◎ 住信SBIネット銀行口座開設申し込み

 

続いて、このページの最後に、【住信SBIネット銀行口座開設申込】の欄が出てきます。
住信SBIネット銀行とは、ほぼほぼオンラインで完結するインターネット銀行です。
主に利用者が資産運用に用いることを前提にした銀行なので、即時入金サービスを初めとしてSBI証券との連携がしっかりしています。
また、この銀行口座にお金を入れていると、株式の買い付けの際には自動的に証券口座の買い付け余力として用いることが出来る、ハイブリッド普通預金が一番の売りかもしれません。
わざわざ、証券口座にお金を移し変える手間が省けるというわけです。
付け加えると、他の銀行への振り込み手数料もかなり節約できるようです。
なので、開設して損はないでしょう。

 

しかし僕は、ゆうちょ銀行のゆうちょダイレクトで、SBI証券口座への入出金を行なっています。
ゆうちょでも、即時入金サービスが利用できます。
ゆうちょ銀行にお金が入ってさえいれば、オンラインで即時に入金できますし、手数料もSBI証券が負担してくれます。
なので、特に手間がかかるとは思えず、むしろ即時入金サービスってすごい、と感じてます。
よって、住信SBIネット銀行口座開設は申し込んでいません。

 

即時入金の出来る銀行は他にもありますので、利用できるものがあれば、そちらを使えばすみます
もし、利用できる銀行口座がないのであれば、住信SBIネット銀行口座開設を申し込んだらよいと思います。

 

いずれにしても、この口座開設の申し込みが完了した時点で(口座開設が完了するよりも前に)、住信SBIネット銀行やゆうちょダイレクトなどのネットバンキングを開いておくことを強くお勧めします。
そうすれば、証券口座が開設するとすぐに入金、取引が開始できるからです。

 

証券口座への入金方法に関してはこちらをご覧ください。⇒証券口座にはどうやって入金する?

 

ここまで記入できたら、最下段の「次へ」をクリックします。

◎ 各種、承諾、同意

 

 

ここでは幾つかの確認事項があります。

 

よく読んで、該当も問題もなく同意できるのであればチェックを入れます。

 

チェックしたら、下段の「確認画面へ」、をクリック。

◎ 入力内容の確認

 

 

記入した内容に間違いがないか、チェックします。
問題なければ、「お名前・ご住所・生年月日およびその他の項目を確認して申し込む」をクリック。

 

 

これで、SBI証券口座の開設申し込みは終わりです
このページの下には、開設された口座番号】【ユーザーネーム】【ログインパスワード】など、大切な情報が記されていますので、印刷するかファイルを保存して大切に扱いましょう。

SBI証券口座 初期設定

そして、そのまま「初回ログインフォームはこちら」をクリックしてログインしてみましょう。
ここからは初期設定の入力になります。

 

 

この画面の【ユーザーネーム】【パスワード】の欄に、さきほどの完了画面に出てきた情報を入力し、ログインします。
すると、連絡先や職業を聞いてきますので、入力およびチェックします。

 

 

続いて、世帯主調査

 

 

続いてインサイダー登録

 

 

ここでは本人もしくは世帯主が上場会社に勤務しているなら、必ず記入しないといけないです。

 

次は、SBIの口座から出金する場合の口座の指定です。
本人と同一名義でないといけませんので注意です。

 

また、入金の際の即時入金サービスは、別の機会に利用開始できますので、とりあえずここでは出金時の振込先のみの指定を行います。

 

次は手数料プランの選択と、配当金の受領方法の選択です。

 

 

まず、手数料プランですが、《スタンダードプラン》《アクティブプラン》と、2種類あります。
大雑把に言って、《アクティブプラン》は一日に何度も売買するデイトレーダー向きです。
ですが、《アクティブプラン》は、1日に一回の約定(売買が成立すること)が10万円を超えなければ、手数料が無料です。
つまり、中長期投資する人でも、10万円以下の少額投資をおこなうなら《アクティブプラン》がお得になります。

 

なので、自分の投資スタイルや、取引金額、取引回数などで、どちらがお得か調べることをおすすめします。

 

僕の場合は、やはり1単元(100株)で10万円を超える個別銘柄の売買もけっこう行なうので《スタンダードプラン》を選びました。

 

なお、後からでも、プランの変更が可能です。
ただし、変更は1日に一回だけ、とか、前日までに申し込むなど、幾つか条件がありますのでご注意を。

 

次に配当金受領方法です。

 

株式を保有していると、配当金をもらうことがあります。
その受領方法としては、

 

①株式数比例配分方式で証券会社の口座に入金

②どこかの銀行口座を指定して入金

③あるいは送られてくる受領証と引き換えに郵便局で配当金をもらう、(従来方式)

 

などがあります。

 

しかし、NISA口座を使っている人なら、間違いなく①の株式数比例配分方式を選ぶべきです。
なぜなら、配当金が非課税になるからです。
逆に言うと、NISA口座を使っていても、株式数比例配分方式を使わなければ、配当金に税金がかかってしまうのです。
重要事項ですが、NISAで持っていても、②や③の方式を使うと、課税されて20.315%が引かれるわけです
なので、株式数比例配分方式一択でよいと思います。

 

加えて、配当金が証券会社の口座に入れば、投資の原資が大きくなっていくことを意味しますので、資産拡大という意味でも株式数比例配分方式がもっとも効果的だと思います。

 

ちなみに、この方式には比例配分という言葉が入っています。
これは、複数の証券会社にまたがってある銘柄の株式を保有している場合、その保有割合に応じて配当金がそれぞれに入金されるということです。
これも自動的に計算して入金してくれますので、申し込みさえすれば、あとはお任せで問題ありません。

 

続いて幾つかの質問に答えます。

 

 

続いてアンケートに答えます。

 

 

そして登録内容を確認して「この内容で登録」をクリック。
このあと、同時に信用口座、FX口座、CFD口座、先物・オプション口座、金・プラチナ口座が同時に申し込めるようになっています。

 

 

ただ、僕はどれも選ばず、株式の現物投資一本で行きたいと思っています。
やはりリスクを最小に抑えたいので、という理由です。

 

特に初心者の方は、まだこれらには手を出さないことをお勧めしたいです。
現物投資では、例え投資資産がゼロ円になることがあったとしても、マイナスになることは絶対にないです。
しかし、これらの中にはハイリスク、ハイリターンのものが含まれています。
うまくいけば大きく儲けることができますが、失敗すると財産を吹っ飛ばしてしまう恐れさえあるのです。
上手に儲けているのは、ごく一部だというのもぜひ思いに止めておいてほしいと思います。
なので、まずは、現物投資で十分に相場というものがどのようなものか体験してから、これらの戦略をとるかどうか考えたらよいと思います。

 

これら5口座は、後からでも申し込めますので、もしやってみたいと思うのであれば、まずはじっくり考えてから自己責任で取り組んでほしいと思ってます。

 

さて、これで、初期設定は終わりました。

 

 

ここまででSBI証券で株式投資を行なうための証券口座の申し込み及び初期設定が終わりました。
取引を開始するために必要な情報が送られてくるのを待ちましょう。

 

【口座開設完了通知書 兼 パスワード通知書】到着のお知らせの受け取り

オンラインで口座開設を申し込んだ人には、SBI証券より、本人限定郵便物で【口座開設完了通知書 兼 パスワード通知書】到着のお知らせが送られてきます。
申し込み当日か、翌営業日には発送されますので、2~3日待てば届きます。

 

なおここで届くのは、「【口座開設完了通知書 兼 パスワード通知書】が郵便局に到着しました」、というお知らせだけです。
そして本人限定郵便なので、本人が、本人確認書類と印鑑を持って郵便局に取りに行くか、配達指定時間を連絡する必要があります。

 

こうして【口座開設完了通知書 兼 パスワード通知書】を手に入れると、ようやく取引を開始する準備が整うことになります。

 

では、ここからの作業は、「SBI証券口座 初心者向けの口座開設方法記録 その2」でお伝えしたいと思います。