NISA口座って何?つみたてNISAは?
NISAとは?
NISAとは、2014年1月にスタートした、少額からの投資を行う方のための非課税制度です。
株式であれば、売却益や配当金に関して、特定口座であれば20.315%の税金がかかりますが、NISA口座ではそれが非課税になる、とてもお得な制度です。
年間にNISA口座に入れられる金額に限度があるとはいえ、上手に用いれば大きな節税になります。
かつては、申し込みに3週間ほどの時間がかかっていましたが、2019年1月からは、簡易NISA口座開設制度の導入により、SBI証券など一部の証券会社ではわずか三日ほどで仮開設となります。
これまで税務署の審査に時間がかかっていましたが、この制度導入で、仮開設後に税務署の審査となったため、素早い開設(仮ですが)が可能になったのです。
これは、間違いなくお得な制度ですから申し込んでおきましょう。
加えて、SBI証券を初めとして幾つかの証券会社では、NISA口座での売買の手数料も無料になるという特典もついてますので、よりお得です。
なので、まずはぜひともNISAを申し込むのを強くお勧めしたいと思います。
《NISA》にするか、《つみたてNISA》にするか
さてNISAには、通常2種類の口座があります。(ここでは、未成年用のジュニアNISAは省きます。)
《NISA》と、《つみたてNISA》の二つです。
まず、大前提として、NISA口座は一人につき一口座しか開設できません。
特定口座や一般口座は、複数の証券会社で口座開設できますが、NISAは違うのです。
どこか一つだけの証券会社にしか開設することができません。
そして、《NISA》と、《つみたてNISA》に関して言えば、そのどちらかしか開設できません。
このどちらも、それぞれにメリット、デメリットがありますので、少し調べてから選んだほうが良いと思います。
《NISA》では、年間120万円までの株式の取引が最長5年間非課税となります。(2019年からはロールオーバーによって5年経過した運用資産を、翌年の非課税投資枠に持ち越し出来るようになりました。)
そして、上場されている株式の個別銘柄や投資信託を売買できます。
つみたてNISAに比べると、より大きな投資ができ、株価の変動に合わせて柔軟に売買ができます。
簡単に言うと、「相場を見ながらリスクも計算し、よいタイミングでよい銘柄を買って、大きく利益を得ようとするイメージ」です。
一方、《つみたてNISA》は、年間40万を20年にわたって非課税で扱えます。
ただし、売買できるのは一部の投資信託などで、個別株の銘柄は扱えません。
簡単に言うと、「少しづつコツコツと長期にわたって資産を積み上げていくイメージ」ですね。
大雑把に説明しましたが、他にもこの2種類には一長一短がありますので、前もって調べてから選ぶことをお勧めします。
ちなみに僕は通常のNISA口座を開設しました。
その理由は・・・
①上場株式の個別銘柄を売買できる。
②年間120万円の非課税は大きな魅力。
③今、50歳なので、20年後はどうなってるかわからないw
途中でスイッチすることも可能ですが、その際にもデメリットがありますので、やはり最初に良く考えて選んで置きたいです。
なので、口座開設料も無料のNISAは、《NISA》か《つみたてNISA》のどちらを選ぶにしても、申し込んだほうが絶対にお得なのは間違いないでしょう。
個々の投資の方針に合った方を選んで、お得で効率の良い投資を行なっていきたいものです。