初購入株の5つ目

※ (2018年11月26日投稿分 サイト移転のため)



いすゞ自動車の購入

初めて購入した株の最後は、5/15に購入した、いすゞ自動車(7202 東証1部)です。
単価は1683.5円で、100株を購入。
その後、株価が下がったので、5/31には、1472円で買い増しし、合計200株を保有することになりました。

 

やはり、この会社は、名前で買ったのかもしれません。
僕の世代であれば、いすず117クーペなんかの名車が思い出されるのではないでしょうか。
また、うちの近くにも以前から工場があって、親近感もありました。
というわけで、当然のように興味をもって調べ始めました。

購入理由

まずは業績ですが、やはり緩やかに上昇基調にはあります。
四季報コメントにも、堅調、という言葉もあり、そんな安心感に惹かれてしまったようですね。
ネームバリューとそれゆえの安心感、またも同じ過ちを繰り返しているのでした。

売却理由とその後の値動き

小松製作所のところでも書きましたが、自動車関連のメーカーも景気敏感株なのです。
購入時には、そんなことあまり知らないまま、低いPERなどにつられて、割安と判断して購入してしまったわけですが、PERが低いのにはそんな訳があったのです。
結局、景気や為替、国際情勢などに容易に左右される株であるゆえに、割安の指標であると同時に、投資家の期待値でもあるPERの数字が低位置にとどまっていたのでした。

 

それで、購入後下げ続ける株価を見て、やはり景気敏感株は長期投資には向かない、と判断して、まずは6/25に100株149400円で、そして7/5には139550円で売却いたしました。
結局は合わせて、26600円の損切りとなってしまいました。

最初の5つの株の売買で学んだこと

やはり、株で勝つってのは、簡単ではないってことが、はっきりとわかりましたね。
やっぱり適当に選んだ株が、自然と儲けにつながっていく、なんてミラクルは起きない、ってことです。

 

知識を詰め込んでから投資を始めるのと、実際に売買をしながら学んでいくのと、二つの道があったと思いますが、僕は後者を選びました。
やはり実際に取引しながらの方が、身をもって学べると思ったからです。
でも、実際やってみて思うのは、やはり基本となる部分は前もって押さえておくほうが、不要な損失を避けられる、ってことでしょうか。

 

実際、初心者は、ハードルの高い景気敏感株には手を出さないほうが無難だ、と前もって知っていれば、小松製作所やいすゞ自動車での失敗を避けられたかもしれません。
また、業績も緩やかな伸びの会社より、10~20%といった急成長の会社のほうが、より株価が上がりやすいと前もって確信していれば、ニプロや豆蔵ホールディングスの失敗は避けられたかもしれません。

 

まあ、結果論として後付の講釈はいくらでも言えるわけですが、今後は、これらの失敗から学んで、株式投資に取り組んで行こうと思った最初の1ヶ月でした。