新規購入銘柄 セキュアヴェイル(3042)
2019年12月に購入した3つ目の新規銘柄がセキュアヴェイル(3042)です。
サイトでは、「安心のみえる化」を掲げており、「現在と未来を“みえる化”し、改善することで“安心”できるセキュリティ環境を提供します。」と宣言しているセキュリティ関連の銘柄です。
四季報によると、「情報セキュリティ構築やログ(使用履歴)分析サービスに特化。24時間有人対応監視に特色」と説明されています。
ネットワークセキュリティ対策事業
社長からのメッセージでは、「情報セキュリティ業界におきましては、標的型攻撃などによる情報漏洩事故や、急速に普及するIoT(モノのインターネット)分野の普及により、業種や規模を問わない広範な企業で情報セキュリティ対策が見直され、有効な対策へのニーズがいっそう拡大しつつあります。」とあります。
これだけ情報がさまざまなものとつながる世の中になれば、セキュリティの重要さはますます増加することが見込めます。
セキュアヴェイルのビジネスは、確かに今後ずっと必要とされるものではないかと思えます。
2006年の上場以来、すでに大相場を終えて、今は業績を安定させる方向に向かっています。
特に、2012年以降、ストック型のビジネスへの転換が図られ、利益、売り上げも回復傾向になってきつつあります。
こうした事業転換により、継続的に提供する付加価値の高いサービス売上が増加してきています。
また、2017年からは新たに成長するために、研究開発及び人材確保、人材育成といった投資活動を積極的に行なっておられます。
これが、そろそろ実を結ぶのではないかと僕は期待して参戦しました。
今後の予想とまとめ
前述のように、2017年から先行投資にお金をかけています。
また、その頃に東京本部の移転にかなり費用がかかっています。
結果として、2018年3月期が各種利益の底になったようです。
しかし、その後、売り上げ、利益ともに回復のきざしが見える予想となっています。
四季報2020年1集時点で、PERは49.8倍と割高に見えます。
しかし、期待値の高さで、かつて100倍以上を推移していたことから考えるとだいぶ落ち着いてきてます。
それでも割高には感じられるPERとなっています。
しかし、僕の計算ではその時点でのセキュアヴェイルのPEGレシオは0.44となり、かなりの割安に感じられます。
結局、PERは約50倍ですが、それを上回るEPSの成長率の高さ、ということになります。
売上高も右肩上がりですし、EPSが2018年を底に上昇基調にありますので、その予想通りに進捗すれば、ひょっとすれば面白いことになるのでは、と期待しています。
業績の回復具合は良さそうですし、ニュースでは頻繁に情報漏洩などが話題になります。
セキュリティ関連は今後も絶対に必要な分野と思えます。
それで100株だけ購入して様子を見ることにしました。
今後の値動きに期待しています。