新規購入銘柄 ビジョン(9416)




12月に新規銘柄として、ビジョン(9416)を100株購入してみました。
四季報によると、安定事業のWebマーケティング支援と成長事業のWi-Fiルーターレンタルが2本柱の情報通信業と紹介されています。

Webマーケティング支援

こちらのWebマーケティング支援は、情報通信サービス事業として売上、利益、ともに安定した伸びを見せています。

 

このセグメントでは、主に年間国内で新規設立される会社の約7~8社に1社と取引することに成功しているようです。
日本では年間、約10万社が出来て、そのうちの1~2万の会社です。
そんな成長予備軍の会社のスタートアップの支援、そして成長段階に合わせてさまざまな変化するニーズに応えることによって、ストック的に売り上げを伸ばしていくことができています。
支援内容は、通信機器、モバイル、OA機器、ウェブサイト作成、セキュリティ、電力、など多岐に上り、創業間もなく本業に注力したい若い会社にとって、非常に有用なサービスを提供しておられます。
そうした会社が成長するにつれて、支援規模も大きくなりますので、まさにストックビジネスとなり安定的な成長を遂げることができているというわけです。

 

さらに、新規事業として、SaaS(Software as a Service(サービスとしてのソフトウェア))にも参入し、新規商品サービスを提供していっています。

Wi-Fiルーターレンタル

このグローバルWiFi事業が、今急速に伸びている成長事業となっています。
直近の決算時のこのグラフでもわかるように、近年売上利益ともに急速に伸びを見せています。

 

日本から海外への渡航者(アウトバウンド)及び訪日外国人(インバウンド)とも順調に推移を見せています。
そして、第3のステージとして、海外から海外へのグローバル渡航者も視野に入れて活動しています。
海外の渡航者は、13億人超の巨大市場となっていますので、これがうまくいけばとてつもない業績拡大につながっていくことが期待できます。

 

このWi-Fiルーターレンタルも、顧客のリピート率が高く、その上、新規顧客も順調に増加していることから、ストック的に伸びていっていることがわかります。
結果として、この3Q前に上方修正していましたが、利益の方はすでに3Q時点で進捗率が98.4%と、ほぼ達成しています。
本決算のさらなる上振れが期待できそうです。

 

ここのWi-Fiルーターの強みは、まず安くてセキュリティ面も安心ということが挙げられます。
また世界中の通信会社と提携し、それによって高速通信を実現しています。
また、すでに200以上の国と地域をカバーするという状況になっているので、グローバルに開拓が進んでいきそうです。

まとめ

佐野社長によりますと、この会社の経営理念は「世の中の情報通信産業革命に貢献します。」とのことです。
そもそも社長が25歳ごろ、周りに住んでいる外国人労働者が故郷への国際電話が高すぎることに困っていることに気づいたところから、安く話せる電話を提供するために起業したとのことです。
そういう創業時から、情報通信に深くかかわっていき、そこから、お客様の困った声、ニーズに耳を傾けていく中で今の大きな二本柱に行き着いたようです。
こんな志の高いところにもひかれますし、それが現在大きく実を結んで業績拡大していっているので、応援もしていきたいとも思います。

 

四季報2020年1集時点で、僕の試算ではPEGレシオが0.72ということで関心を向けました。
で、12/16日にとりあえず100株購入してみました。
今日1/7時点には、株価は買値より100円ほど上がり、長期の上昇トレンドでかなり上がってきてはいますが、引き続き割安感がかんじられましたので、もう100株買い増ししました。
今後の業績の拡大と共に株価の上昇を期待してますし、下がれば買い増しも狙っていきたいと考えています。

 

すでに、時価総額は800憶を超えているので、小型株ではありませんが、まだ市場は拡大の余地が大きいと思えますので、注視していきたいと思っています。