初購入株の二つ目
※ (2018年11月26日投稿分 サイト移転のため)
不二精機を購入
小松製作所を購入した同じ5月14日に、不二精機(6400 東証JASDAQ)を200株購入しました。
単価は459円で、200株なので91800円での購入です。
この会社は、完全に勘違いで購入した株となります。
実は、この数ヶ月前に、福岡のローカル番組で、ロンブーの淳が、地元の会社を訪問するコーナーがあってました。
そこで、コンビニなどのおにぎり製造機を作っている、不二精機を知ったのです。
非常に大きなシェアを持ってましたし、さまざまなリクエストに応じる技術の確かさには驚かされていました。
それで、今回株選びをしているうちに、あ、あの不二精機だ!っと飛びついたわけです。
ところが、実際は、同名の別会社だったことが数ヵ月後に発覚しました。
でも、なかなか将来性がある会社と思えるので、いまだに持ち続けている株になります。
購入理由
まずは四季報で業績をチェックします。
売上高は、16年以降上昇基調になってます。
それに合わせて、純利益も16年に黒字転換し、以降上昇基調です。
加えて、そのタイミングで3円ですが、配当もつき始めてます。
事業内容は、おにぎり製造機ではありませんが、プラスティック製品を整形するための精密金型を通してのものづくり、ということです。
医療機器、自動車部品、プラスチック容器など、幅広く役立つ金型を作る点で、際立った技術を持っているようです。
そして、中国や東南アジアで事業を拡大していっている状況です。
自己資本比率は19.5%と低く、有利子負債も30億、となかなか財政的には厳しくはありますが、これから伸びていこうとしている小さな会社なので、そこは多めに見れるのかな、と思っています。
四季報のコメントも好調、純益増といった言葉があり、将来性は高いのではないか、と感じました。
PERも14倍で、まあ割安かなと思えましたし、小松に比べると購入価格が非常に安いのも魅力でした。
200株で91800円、ということで、失っても大きな痛手にはならないのでは、という計算もありつつ、購入に踏み切りました。
購入後の値動き
その後も、大きく上がりもせず、どちらかと言えば下げ基調となっていきます。
しかし、業績は良さそうなので、8月20日に株価385円で200株買い増しを行いました。
いわゆるナンピン買い、ってやつです。
それからじわりじわりと株価は400円台後半に向けてゆっくりと上がり続けますが、10月の暴落につられて一気に370円へと下落。
ところが、その後の回復は力強く、500円目前まで加速していきます。
が、3Qの発表で、増収増益にも関わらず、特別損失などもあり、弱冠の下方修正が発表されたため、またも下落。
ストップ安をくらい、一気に350円を割り込みました。
でも、よくよく決算書を見ても、3Qで経常利益の進捗状況は96%と、非常に良好であることが窺えます。
12月の決算でも恐らく増収増益の結果をたたき出すと予想されます。
ですから、この3Qで売った人たちは短期投資家の失望売りだと思われますね。
予想が高すぎて、それに届かなかったので売りを出す、という、よくありがちな株式投資の世界のあるある、ということになるでしょう。
というわけで、中長期で見ている僕にとっては、まだまだこの会社の将来性は明るく見えてます。
現在の安値は、バーゲン特価と思って買い増ししようかとも思っています。
とにかくまだまだこれからの会社で、事業も順調に伸びており、将来性もありそうなので、今所有の400株がどうなるか応援しつつ温かく見守って行きたいと思っています。