2018年 年間投資結果
※ (2019年1月1日投稿分 サイト移転のため)
今年の5月から株式投資を始めた超初心者の僕ですが、まずは市場にとどまり続け、最初の年を終えることができました。
2018年 総合損益状況
最初の年の反省と学んだ点
総合損益状況は7月から記録を始めたので、5月当初の2ヶ月は記録してません。
5月当初は資金約150万円を元手に株式投資を始めていきました。
その元手資金に、毎月の自分の労働収入からの入金も加えながら、資産を大きくしていく、というのが僕の当面のスタンスです。
結果的には途中で110万くらいを投入していってますね。
労働収入からの資金と、余剰資金として貯めてある貯金の方からも少し削りだして投入していってます。
で、結果は260万ほどの資金を入れて、トータルで92万ほどの損失となってます。
これは投入資金の約34%の損失で、けっこうでかいですね。
そのうち含み損は42万ほどで、損益の確定額が約50万ほどになっています。
なので、現実に損したのは一応50万ほどということになってます。
まあ、一年目から儲けをだすつもりでしたが、そんなに甘くない2018年の相場でした。
去年2017年は比較的株価も安定して伸びていて、多くの方が利益を出しやすい相場だったようですが、今年はかなり厳しい相場だったという声が多くあります。
僕は2月のVIXショックのときはまだ参加していなかったので、本格的な暴落を経験したのが10月以降の暴落となりますね。
日経平均はNYダウ平均の暴落につられて大きく売られていき、最終的には19000円台になるという、一時期の高値から約5000円ほど下げるというボラティリティの高い相場になっていました。
そんな状況で、多くの日本株の個別銘柄も、業績度外視で売られまくって、かなり多くの人が損切りや含み損の拡大を経験したと思います。
僕の基本的な方針は、業績にかげりが見えない限り、含み損に耐えて保有し続けるつもりでしたが、あまりの下げと、さらに下げが予測されるのでいったんは損切りして50万ほど損失の確定となりました。
そうして、いったん売却によって得た現金で、相当割安になった株式を購入、年末にはNISA口座も使って買いに入りました。
なので、最終的には、いい感じのポートフォリオが出来上がったのではないかと思っています。
反省点とすれば、やはりこの8ヶ月ほどの間にあった9月末の上昇相場をうまく活用できなかったことかな、と思います。
そのころは、僕の保有株も上昇していて最大で19万ほどの含み益を記録しました。
そのときに少しづつ、100株ずつでも利益確定売りをしているべきだった、と強く思います。
まあ初めての上昇相場で、もっと上がるのではないかと思って売れなかったのが失敗の原因ですね。
上昇はいつか必ず止まりますので、その過程で上手に利益確定をしていく必要性を強く実感しています。
もう一つの反省点はやはりハウスドゥですね。
非常に株価の上昇に勢いがあったので、PER21倍で最初の100株を買いましたが、次の買い増し時はPER26倍です。
上昇に乗り遅れないように、と高値で買ってしまう、まさに初心者のやりがちなミスをしてしまったと思います。
元々が不動産業はPERは低いので、全体として高値掴みとなってしまい、最悪時には40万近い含み損を記録してしまいました。
ハウスドゥの企業としての魅力は、間違いなく良いものと思っているのですが、それでも割高の時には買ってはいけない、と痛烈に学ばされました。
2019年に向けて
年末のポートフォリオ
2018年末に、とりあえず自分なりにいいポートフォリオが組めたと思っています。
これをもとに、少しづつ資産を大きく(まずは含み損を減らし、損益をプラスに)したいと思っています。
とはいえ、米中貿易摩擦や、世界経済の悪化の懸念を初めとして、マイナスの材料が多いため、そんなに大きな上昇相場というものはないかもしれません。
それでも、個別の企業に目を向けると、みんな頑張ってます。
EPSが上がっていって株価がそのままだとPERは下がります。
つまりどんどん割安になっていくわけです。
会社の価値と株価がそうして乖離していけば、いつかそれは正しい株価へと収れんしていくと言われています。
それを信じて、業績を伸ばしている企業を応援し、中長期の視点で見守っていきたいと思っています。
2018年には配当金として8232円ほどをいただきました。
これは、全投入金額2664000円の0.3%の金額です。
銀行で普通貯金に同額を預けても0.001%の26円しかつきません。
今回の配当金はその316倍を生み出してくれたことになります。
2019年も配当金は増えていくと予想されますので、まずはそんなところを心のよりどころとしつつ、投資生活を送っていきたいと考えています。
2019年の目標
まずは何より、全体の損益率をプラマイゼロにしたいところですね。
そのためにも、上昇時に適度な利益確定売りをし、次の暴落までに現金を確保しておきたいと思っています。
やはり、大暴落時のバーゲンセールを目にしても現金がないため手も足も出ないのは、最悪の機会損失だということも学びました。
それで、適度な現金もキープしながら保有銘柄の上昇を期待していきたいと思っています。