2018年12月2週目 投資状況
※ (2018年12月15日投稿分 サイト移転のため)
週末成績(2018年12月14日)
今週の動き
10日月曜の日経平均は、大きく下落してスタートしてしまいました。
前日比-459円の21219円です。
先週金曜のN.Y.のダウ平均が558ドル安でしたので、それに引っ張られた感があります。
まあ大きなトピックとしては、先週から引き続いて、ファーウェイの創業者の娘(最高財務責任者)の逮捕がらみで、米中間の関係が悪化する懸念が大きく市場に影響しているようです。
それにしても下げすぎでしょう。
日本株の大多数が下げていますので、当然ながら僕の銘柄も全株しっかり下げています。
いきなり1日で前日比-87500円のお寒いスタートとなりました。
11日火曜も引き続き軟調です。
NYダウは小幅な上げでしたが、日経平均は大きく上下運動して、最終的には71円下げの、21148円で引けました。
というわけで、今日は前日比-43900円で、含み損も増加してしまいました。
13日水曜は大幅反発で日経平均は454円上昇の21602円となりました。
前日ダウ平均が53ドル安だったので期待してなかったのですが、日本株は勝手に上昇しちゃいました。
ファーウェイの副社長が保釈されたとか、中国が貿易戦争で譲歩する姿勢を見せたなどのニュースで、ごく多少の不安が解消されたようですね。
そんな空気のお陰でヘッジファンドが買いに入ったとのことらしいです。
おかげで僕の保有株は前日比+56900円で、含み損が減りました。
14日木曜、日経平均は続伸で、213円上げの21816円となっています。
貿易戦争において中国側に軟化の兆しが見えるため、それを好感しての上昇となってるようです。
ダウ平均も157ドル高でしたので、順当な上げと言えるでしょう。
でも、まだまだ米中貿易戦争が終了というわけでもないので、多くのアナリストの予想通り、それほど大きく上昇していくことはないと思われます。
お陰で僕の保有株も小幅高で、前日比+19500円で、含み損を少しばかり減らすことになりました。
15日金曜、日経平均は441円の反落で、21374円で大引けです。
前日のダウ平均は70ドル下げでしたが、日経は大きく崩れてます。
中国の景気減速、引き続きの米中関係などへの警戒から、やはり大きく買われる事はなく、ずるずると下落しました。
僕の保有株は前日比-50000円となりました。
今週の売買とまとめ
今週は、保有株の売買はありません。
一部利益確定して、大きく下げている株に買い換える気持ちもありましたが、現在含み益状態の保有株もほとんどないため断念しています。
で、1週間のパフォーマンスは、前週比-105000円で、含み損は過去最大の-499500円となっています。
日経平均はトータルで前週比-303円の21374円で終わってます。
あれだけ上下に動きながら、結局303円しか下がってないわけで、相変わらずのボラティリティ(変動性)の高さが続いています。
11日火曜のストックボイスには、武者リサーチの武者さんがゲストとして来ておられ、米中貿易戦争の行方に関して語っておられました。
アメリカが中国に求めているのは、結局中国の不正行為、違反行為を改めろ、っていう真っ当な話なわけで、中国は受け入れざるをえない、と。
特に、中国はこれ以上の貿易戦争による景気への打撃は耐えられない、なぜなら周近平体制がもたないから、とのこと。
加えて、両国は大きく依存し合っているため、どこかで落とし所を見つけるようになるのが予想されるということで、ここ数週間で、大枠で貿易戦争の見極めがついて、市場は安定してくるのではないか、と読んでおられます。
ということは、年末の株価の上昇はまだ難しい、ってことになりそうですね。
期待していた年末ラリーでしたが、翌年まで持ち越しとなりそうです。
我慢が続きます。
もう一人、ゲストで荒野 浩さんが来ておられます。
この方は、テクニカルチャートの超ベテランの方で、いろんなチャートの動きを見て、鋭い考察を教えてくれます。
僕はテクニカルにはあまり頼るつもりはなかったのですが、彼の豊富なデータも、一つの参考になると思って興味深く拝見させてもらっています。
荒野さんの指摘しているのは、今の市場はボラ(ボラティリティ:変動性)が高すぎる、と。
一日で500円以上も大きく値動きするような、ボラの高い時期には、決して株価は大きく上昇していかないようです。
過去の上昇相場も、ボラの低い範囲でじっくり上がっていっているそうです。
なので、今はもうしばらく上昇局面ではない、と言われてます。
原因は、様々な要因による投資家心理の不安感のようですね。
そして、5日平均と終値のデータからすると、上がるとしたら今週末の金曜か来週明けくらいと予想しておられます。
あと、ミニデッドクロスのデータからすると、やはりSQのある第2金曜日が転換点になるのでは、とのこと。
もう一つ、空売り比率からですが、今週のどこかでピークを打った後、売り圧力が弱まり、上昇に転じる可能性があるとのこと。
こうしたテクニカルなデータをもとの予想は、今週末か来週明けくらいに安値をつけて、その後上昇に転じるのでは、というもの。
しかし、今の状況では、上がっても2週間、1000円前後ではないか、というのが荒野氏の予想となっています。
武者さん、荒野さんの予想からまとめると、やはり年内に日本株の爆上げってのは、ちょっと期待できないようですね。
年末ラリーって言葉に期待してましたが、今年はこのまま低水準のまま来年へ持ち越しのようです。
やはり我慢の時期が続きます。
来週には少し上げて、いい気分で来年に臨めたらうれしいと思う今日この頃です。