クイック(4318)配当と2Qハイライト
※ (2018年12月5日投稿分 サイト移転のため)
クイック配当金入金
12/3に、クイックからの中間配当金が入金されました。
クイックは3月と9月の、年2回に分けての配当となっています。
前回中間配当金の2円増配で、19円の配当です。
僕は200株所有してますので、200×19で3800円です。
クイックは特定口座での保有なので、そこから税金として20.315%を引かれて、入金額は3029円となりました。
まあ、保有株数が少ないので、そんなにダメージはないのですが、やはり配当金に税金のかからないNISA口座が魅力的と思えますね。
今年は、ポートフォリオが安定するまで、売買を結構繰り返してしまったので、NISA口座を無駄に使いきってしまいました。
年が明けると、再びNISA口座に120万円の非課税投資枠が復活しますので、来年はもっと上手に使っていきたいと思います。
とはいえ、配当金をいただけるのはうれしいですね。
クイックの保有株は、現在含み損の状態にはなっていますが、配当金が出るだけでも、所有を続ける力となります。
いずれ、キャピタルゲインを望めるほどの株価に上がることを期待して、中長期でホールドしていきたいと思っています。
クイック 第39期第2四半期決算ハイライト
さて、配当金の通知と共に、株主通信も送られてきて、2Qの報告が紹介されています。
この上半期も順調に業績拡大している様子がうかがえます。
順調に右肩上がりで伸びていますね。
この表は前期の2Qの数字との比較です。
この一年で、売上高、営業利益、経常利益、純利益、すべてが二桁増という安定した成長を見せています。
これで、上半期は9期連続の増収増益となっているそうです。
また、通期計画の進捗率も営業利益でいうと87.7%と、文句ない進捗状況と言えます。
こうして、9期連続で増収増益、というのは、経営が上手な証拠とも言えるのではないでしょうか。
単にもともとの事業を拡大するだけでなく、新規事業も展開していっています。
その中には、グローバルなレベルで人材サービスを展開する「世界の人事部」構想も含まれます。
そのような海外進出には、やはり初期投資が必要になるわけですが、減益にすることなく、上手に拡大投資を行なっていっておられます。
それが実を結び出せば、さらなる増益につながることが期待できるわけです。
残念ながら、この2Qの発表後は株価は売られて下落してしまいました。
おそらく、最近よくありがちな、投資家の期待との乖離があったものと思われます。
とはいえ、先行投資と株主への増配も同時に行いながら、増収増益を続けている、この会社には大きな魅力があふれていると思えますね。
人手不足といった大きな需要のある分野でのこのような堅調な成長は、さらなる発展につながると僕は期待しています。
現在は、地合が悪く、株価は下げていますが、いずれは好業績に合わせて上昇していくと僕は考えています。
配当もいただいたことですし、引き続き応援しながら、中長期でホールドして温かく見守っていきたいと思っています。