7月の新規銘柄発掘 その2

※ (2018年11月28日投稿分 サイト移転のため)



システム情報購入

先に買ったジー・スリーホールディングスは、まあ、おまけみたいなもので、四季報から本気で選んだ一つが、システム情報(3677  東証ジャスダック)です。

 

業務内容は、SIサービス、CMMIコンサルティング、ITソリューションサービス、コグニティブサービス、などといった難しい言葉が並んでいます。
ちょっとちんぷんかんぷんなのですが、要するにIT関連の様々な情報サービスのお手伝いをする、という業務のようです。
よくわからないながらも、同じようによくわからない多くの企業のために情報サービスをお手伝いする、というのであれば、これは大いに需要があるということはわかる気がします。

 

まずは四季報より業績を見てみます。

売上高は右肩上がりにきれいに伸びてますね。
4年で2倍を超えてますので、20%以上の成長株であることがわかります。
それに伴って、営業、経常、純利益もきれいに伸びています。
配当金も、順当に増配を続けています。(この5年の間に2回株式分割をしています。)
業績欄は急成長ではないにしても、十分に成長していることがわかり、申し分ないですね。

 

四季報のコメントでも、続伸、着実、堅調、といった言葉がならんでいます。
その中でも、東証2部上場も視野、という言葉に大きな魅力を感じました。

 

財務面でも問題ないようです。
自己資本比率は63.2%、利益剰余金は有利子負債を大きく上回っています。
ROEも26.4%で、効率よく利益を上げているのがうかがえます。

 

株主優待、配当金ともに株主への還元をしっかりと考えている様子が見えます。
会社自体は6年連続の増収増益となっていて、安定して堅調な伸びを見せています。
これだけ、安定した成長を見せていますが、まだ時価総額128億円の小さな会社です。
これから先の伸びが非常に期待できると感じます。

 

また、経済産業省により、2年連続で「IT経営注目企業」に選定されています。
選定された22社のうち、ほとんどが東証1部、2部の企業で占められている中で、この会社だけが唯一ジャスダック企業ということのようです。
これは、間違いなく、2部、1部へと指定替えをしていくに違いないと感じられます。

 

こんな多くの魅力に惹かれて、7/10に1110円で100株、7/26に1091円で100株の、合計200株を保有することにしました。
ちょうど、1335円をピークに少し下げ調整されていたので、いいタイミングで買えたのではないかと思っています。

 

社長さんは松原春男さんで、筆頭株主となっています。
ということで、株価の対策もしっかり考えてくれるのでは、とも感じられます。
ただ、松原さんは、あまり表に出てこられてないので、人柄がよくわからないのがちょっと残念です。
いろいろインタビューなどで、会社とこれからについて語ってくれるともっと魅力が増すのでは、と思います。

 

とはいえ、中長期で応援したい、いい銘柄と出会うことができたと思っています。
温かく応援していきたいと思います。