7月の新規銘柄発掘 その1

※ (2018年11月28日投稿分 サイト移転のため)



ジー・スリーホールディングス購入

四季報で、本気で調べた僕は、株価が非常に低い状態であり、なおかつ、売上高を大きく伸ばしている一つの株を見つけました。

 

それが、ジー・スリーホールディングス(3647  東証2部)です。

 

まずは業績を眺めます。

売上高は、15年以降順調に伸びてます。
特に、18年の予想は前年の50%増、という驚異的な数字が載せられていました。

 

利益は15年に赤字を記録して以降、16年には黒字化、その後急速な伸びを見せ、その先も伸びていく予想がされています。
配当も17年からつき始め、18年も増配、と、業績からすると、なかなか伸びていってる会社のように見受けられました。

 

四季報のコメントには最高益、増配、といった言葉が並んでいます。
ただ、会社のホームページを調べると、さまざまなものに手を出していて、あまり一貫性のある会社ではなさそうに思えます。

 

業容の中心となるのは太陽光発電所の開発、売却、売電収入がメインとなっています。
原子力発電所が非常に危険で、自然エネルギーへの転換が叫ばれている中ですので、これから伸びていく分野を扱っていると感じました。

 

ところがそれ以外の業務内容が実に多彩。
SBY事業では、つけまつげの直販。
LA初のFATBURGERの日本1号店を渋谷に出店。
ハイパーループという次世代の乗り物の共同開発。
CO2フリーの植物工場などの運営。
など、シナジー効果を求めて、多くの事業を手掛けているようです。

 

でも、僕からすると、今のところあんまりシナジー効果が期待できるような事業群には見えません

 

まあ、そんななんでもありみたいな、ある意味おもしろい会社と思えたわけですが、僕が1番目を引いたのが、その時の株価でした。
四季報第3週掲載時点で、118円という低価格
いわゆる低位株、と呼ばれるジャンルに属するのではないでしょうか。

 

低位株とは、文字通り株価の低い株式を指す言葉です。
そして、別の表現ではボロ株、とも言われます。
まあ、株価が安く推移している理由としては、やはり業績が悪いとか、安定しない、赤字がある、とかいろんな負の理由があるようです。
しかし、ちょっと間違ってブレイクすれば、大きな株価の成長の可能性を秘めています。
そのため、低位株を保有して、大化け株を狙う人たちも少なからずいるようです。
実際、単価が安いので購入の元手資金が非常に少なくてすみ、大量の株を購入し易いわけです。
そんな株価が上昇すれば・・・って妄想もふくらみますよね。

 

というわけで、僕も業績の伸びと、低位株ゆえのブレイクへの期待を込めて、117円で300株を購入したわけです。
300株買っても、35100円ですので、仮に吹っ飛んでもそんなに怖くない金額ですね。
いつか大きく化けてくれることを願って、長期保有しております。

 

掲示板では、ジースリーはG3なので、爺さん爺さん、と親しみを込めて呼ばれています。
爺さんが、いつかはつらつとよみがえる日は来るのでしょうか。
期待して待ちたいと思っています。